2022年01月07日


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温故知新』 奇岩・巨石を見に行くことは少ないが、知らずに出合った時は感動ものである。
奇岩・巨石・洞窟
 山登りは目指す山頂に到達するのが主な目的であるが、登り、下りで感動的な景色、滝、奇岩、巨石、洞窟に出会うことがある。 滝と鍾乳洞は別途ページを作ってまとめ
ているので、ここに奇岩、巨石、洞窟をまとめてみた。

奇岩、巨石、洞窟 その8
  忘れていることが殆どであり、温故知新は自分の為になり面白い。
その9に進む。
奇岩・巨石・洞窟
きがん・きょせき・どうくつ
〔その8〕
袈裟丸山の ”賽の河原”は奇岩ではない。
各地にある ”賽の河原”は宗教的な怨念が感じられるので好きではない。
”賽の河原”の殺伐とした風景は人の手で積み上げられた
小石なので、これを奇岩と呼ぶのはご法度であろう。
佐渡島の金銀山遺跡である ”道遊の割戸”。
佐渡金銀山の周辺には様々な施設があるが、全ては有料なので、
露天掘りの採掘跡であるV字状に割れた ”道遊の割戸”だけを見ておく。
芦屋市 荒地山への ”難所登山道”。
芦屋市 六甲山系の ”ロックガーデン”の ”万物相”。
”潜り岩”は初めて ”荒地山”に来た時に潜っているので、
今日は迂回路で先に ”潜り岩”の出口に行っておく。
”万物相”は風化した砂岩が様々な形を作り出している。
甲府市 昇仙峡の ”巨石、奇岩群”。
”荒地山”の登山口付近から ”荒地山”の岩床帯を見ると、
1人のハイカーが立壁で難儀しているのが見えた。
しばらく観察してみると、やっと
残置ロープに掴まることが出来た様である。
”荒地山”の登山道で難所とされている
”岩梯子”は難所でも何でもない。
先行していたおば様が途中で止まって動かなくなってしまった。
しばらく下で待ったが、進む様子が無いので、相棒はこの隙間で
追い抜いてしまった。 これは極端なマナー違反になるのだろう。
最初、ザックを背負ったまま潜ろうとして、ザックがつっかえて失敗。ザックを外して潜ることが出来た。
”潜り岩”の初通過、おめでとう御座います。
”荒地山”の岩床帯は、どこからも大展望が得られた。
相棒はなんとかボルダーで登ってしまった。
本当の難所は登山口から見た ”立壁”(仮称)である。
遠回りになるが、ここにも迂回路はある。
露岩帯を登って辿り着いた ”荒地山”(549m)は樹木に覆われ展望がない。
”風吹岩”の上に居た見ず知らずのあんちゃんに、「ハイ!ポーズ」と
声を掛けるとポーズを取ってくれた。 明るいあんちゃんであった。
大展望が得られる ”風吹岩”は、ここまでのハイカー、六甲山まで
行くハイカーの休息所として、常に多くのハイカーが集っている。
”風吹岩”の下側に広がる ”ロックガーデン”は”万物相”とも言われているが、
”万物相”の意味が判らない。 送電鉄塔の下が ”風吹岩”である。
歩ける所を散策道とすると、複雑に道が入り混じった状態である。
広い範囲の ”ロックガーデン”なのでウロウロ
している内に迷子状態になってしまう。
もろい砂岩の道はハイカーが通る度に
深くなっていっているのだろう。
次の難所?は ”潜り岩”(仮称)である。
ここを潜らなくても迂回路がある。
この岩に名前を付けるなら ”ナマズ岩”になるのだろう。
”昇仙峡”を ”仙娥滝”まで行く荒川沿いの道路からは、
様々な奇岩、巨石を見ることが出来、それぞれに観光的に
名前が付けられていた。
樹木でどれが ”トーフ岩”なのか判らなかった。
河原にあるどの岩が ”大砲岩”なのか判らなかった。
写りが悪いが、猿には見えなかった。
観光用にこじ付けが多い。
未完成の ”柱状節理”に見えた。
お土産屋さんの店前に巨大な水晶の塊が置いてあるのにはビックリ! 水晶ってそんなに価値が無いものなのか?
やっと景勝地である ”覚円峰”が見えて来た。
のっぺらぼうの様に平らな面がある岩峰が ”覚円峰”らしい。
”覚円峰”よりは、手前の岩峰に2つの顔がある様に見えているのは自分だけなのか?
広大きな鼻の穴があり、目玉が片側に2つあり、傾いた口には
キバが生えている。 どう見ても怪獣の顔に見えてしまう。
この標識で上方を見上げてしまう。
”天狗岩”が ”覚円峰”と違うのは
のっぺらぼうから上の頭のサイズであろう。
”石門”の出口側。 巨岩が巨石に乗っかっている感じが良く判った。
”石門”と書かれた岩の短いトンネル。
ここまで ”荒川”の左岸を歩いて来たが、橋を渡って右岸側に入る。
”荒川”は ”昇仙峡”の渓谷となっている。
この道は昔に手掘りで作られたものらしい。 この先に
日本の滝百選の ”仙娥滝”落差30mが流れ落ちている。
巨石が点在する ”昇仙峡”
お土産を買う習慣は無いが、ここでアメジストクリスタル
6万円を2千円に値切って購入する。 袋はサービスで付け
てくれた。 (6万円は当然、ウソです!)
”仙娥滝”が観光出来る付近にはお土産屋さんが林立して
おり、多くの店が宝石、輝石を扱っていた。
秋吉洞の ”秋吉台カルスト台地”。
”秋芳洞”の洞内からエレベータに乗ると ”秋吉台カリスト台地”の展望台近くに出る。
”日本三大鍾乳洞”である ”秋芳洞”を観光した後では、インパクトが少ないが、
”秋吉台カリスト台地”の広大な石灰岩原を見ることが出来た。
兵庫県日本海 ”猫崎半島”の西海岸。
竹野浜から日本海に突き出す ”猫崎半島”には西海岸に遊歩道が付いている。
砂岩であろうと思われる ”猫崎”の崖は地層が丸出しで、
地学のお勉強が出来そうだ。
砂岩が波で削られて出来た模様。
同じく、波で削られて出来た模様であるが、
なんでこの模様が出て来るのかは判らない。
岬から飛び出ている小さな岬は風光明媚である。
この付近では遊歩道は崩壊して無くなっている。
スケールは違うが日本にも ”ザ・ウェーブ”があった。
周辺を警戒中の ”ミーアキャット”。